警察庁も警告 アパートの「空き部屋」が犯罪グループの活動拠点に
7日、警察庁の公式Xは「特殊詐欺の被害金や密輸された不正薬物の送付先に空き家(空き部屋)が利用されている」と公表した。
2026年上半期、犯罪率は増加傾向に 在宅高齢者を狙った特殊詐欺も
同ポストによると、日本全国の空き家が犯罪者グループの活動拠点となっており、特殊詐欺で得た金銭および密輸された不正薬物などの受け渡し場所になっているケースが多数報告されているという。
その手口は実に「悪質」であり、まず空き家やアパートの空き室に架空の表札を貼付し、合いカギを使って空き室へと侵入。住民に成りすまして荷物を受け取るというものである。
当然、荷物を受け取った後はその空き室は無人になるため足が付かない、という訳だ。警察庁では、不動産業者および宅配業者に対し「怪しい空き部屋」に対し注意を促している。
特に近年では「空き家」を利用した巧妙な犯罪が相次いでおり、2025年には某犯罪グループが民家やアパートの空き部屋を占領。誰もやって来ないことをいいことに空き部屋の一部を大麻の「栽培工場」として使用していたという事件も発生している。だが、常識的に考えても空き部屋を占領するには部屋のカギが必要である。一体、カギはどこから流出しているのだろうか。
近年の傾向として報告されているケースとしては、不動産の「内見予約」を経由してカギが奪われる事案が増えているという。
内見とは本来、不動産業者が賃貸者を直接案内するサービスだが、近年はオンラインで内見予約を取り、不動産の担当者は立ち会わずに物件周辺のキーボックスに鍵を入れ、担当者から教えてもらった暗証番号を使って個人で内見するケースが増えたという。
このシステムを悪用し、犯罪組織によって鍵が勝手に複製されるほか、暗証番号が共有されることで空き家が犯罪グループの活動拠点にされているという。
あなたの住んでいるアパートの隣の空き室にも「犯罪グループ」が住み着いているかもしれない?






