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廉価版でも新品iPhoneが10万円超 値上げラッシュで中古スマホ市場が活況

Apple社が2026年7月18日にiPhoneの価格改定を実施した直後、中古スマートフォンのECサイト「にこスマ」で注文数が短時間で急増したことが話題になっている。

国内のiPhone、Apple Watch、AirPodsの価格が一斉に引き上げられた今回の値上げ。背景には、部材価格の高騰や為替動向(円安)など複数要因があると指摘されており、たとえばiPhone 17(256GB)は12万9800円から14万2800円に。廉価版であるiPhone 17e(128GB)も9万9800円から10万7800円となった。

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そんな中、中古スマホの個人向け販売・買取サービス「にこスマ」を運営する株式会社Belongは同日、注文数が前週同曜日同時間帯との比較で約208%、前日同時間帯との比較で約227%という急激な伸びを見せたことを発表。

一見、これは「値上げが発表された瞬間に消費者が慌てて動いた」とも考えられるが、実はこの動きは値上げ発表の3週間ほど前にも見られた。

今回の値上げ発表に先駆け、Appleは6月25日にMacやiPadなどiPhone以外の主要製品の価格改定を発表。このときも、「にこスマ」では中古スマホの販売数がアップ。iPhone自体の値上げはなかったにもかかわらず、発表前3日間比で16%増加、さらに平均購入単価も14%増加した。

Apple社によるMacやiPadの値上げを受け、「次はiPhoneも値上げされるのではないか」と考えた消費者が一定数いたと考えられる。その結果、値上げが実際に来る前に中古iPhoneを確保しておこうとする動きがあったと分析できる。

ハイエンドスマホがどんどん値上がりし、廉価版の端末であっても10万円を超えているこの時代、手軽に端末を購入できる中古スマホ市場は今後も成長が予想されている。

たとえばiPhone SE(第3世代)は発売時の新品価格が5万7800円だった一方、2026年6月のにこスマの平均販売価格は3万1788円、iPhone 14は新品が11万9800円だった一方、中古販売価格は6万4900円と手軽に手に入れられる。

かつては「ちゃんと動作するか分からない」「セキュリティに不安がある」という理由から購入へのためらいがあった人も少なくないが、いまは多くの人が購入の選択肢になっている中古スマホ。

例年通りに進めば9月には次世代iPhoneの発表もあり、さらなる価格改定が予想されているが、それに伴ってまた中古スマホ市場も活発化するかもしれない。

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