センバツ王者・大阪桐蔭を撃破した大阪立命館とは サッカー部は全国優勝の経験も
高校野球大阪大会は19日、各球場で4回戦8試合が行われ、センバツ王者の大阪桐蔭が延長タイブレークの末、大阪立命館に2-3で敗れるという大波乱が起こった。大阪桐蔭が大阪大会でベスト16入りを逃したのは10年ぶり。史上初となる3度目の春夏連覇の夢は途絶えた。
試合は2-2から延長10回タイブレークに突入。10回表の攻撃で1点を勝ち越された大阪桐蔭はその裏、1死満塁から大津昴偉留(3年)が投手の前に転がるスクイズを敢行。走者が送球より先に本塁に滑り込み、同点かと思われたが、球審は「反則打球」でアウトの判定。これはスクイズ時に打席から足が出ていたためだった。続く黒川虎雅主将(3年)は投ゴロに倒れ、試合は終了した。
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試合後、大阪桐蔭の西谷浩一監督は「みんな頑張ってくれたんですけど、勝ちに導いてやれなかった」と語り、スクイズについては「満塁で警戒されるところもないので、まず1点追いついて。そのほうが相手にプレッシャーがかかるかなと。1球目の空振りを見て、そのほうが確率が高いかなと思って。消極的でなく攻めのスクイズのつもりでした」と振り返った。
早い段階でのセンバツ優勝校の敗退は世間を驚かせたが、SNS上では相手校についてもこんな反応が見受けられた。「大阪立命館なんてあるのか」「大阪立命館なんて知らない」。名称から立命館大学の系列校だとは推測できるが、高校野球ファンもあまり聞き慣れないようだ。
「1975年のセンバツに出場した初芝高校が前身です。2008年7月に立命館と教学提携を締結し、09年4月に初芝高校から初芝立命館高校に校名が変わりました。初芝立命館は知っている人も多いのですが、25年4月、法人名を大阪初芝学園から利晶学園に変更し、学校名も利晶学園大阪立命館中学校・高等学校に改称。こちらの方はまだなじみが薄いようで、今回も『初芝立命館のことか』との声が散見されました。ちなみにサッカーでは、初芝高校時代の1968年、全国高校サッカー選手権大会で優勝。翌年も全国準優勝しています」(スポーツライター)
OBには、プロ野球の中日、近鉄、阪神、楽天などでコーチを務めた立石充男氏やJ1ヴィッセル神戸MF扇原貴宏らがいる。近年、野球においては中堅校といった感じの大阪立命館だが、今回のジャイアントキリングで知名度はかなりアップしただろう。






