尖閣領海に中国船2隻侵入 日本漁船に接近図る 海保巡視船が退去要求

 第11管区海上保安本部は7日明け方、尖閣諸島周辺の日本の領海に、中国海警局に所属する船舶2隻が相次いで侵入したと発表した。2隻は大正島周辺の領海内で操業中だった日本漁船1隻に近づこうとする不穏な動きを見せたため、海上保安庁の巡視船が漁船の周囲に配備され、安全を確保するとともに、中国海警船に対して領海からの退去要求や進路規制を繰り返し実施している。同諸島周辺での中国公船の航行確認は235日連続。
 同本部によると、領海に侵入したのはいずれも機関砲のような砲を搭載した「海警1302」と「海警1301」の2隻。7日午前2時23分ごろから順次、大正島南西の領海内に入り込んだ。2隻は独自の主張をしながら航行を続け、当時同海域で行動していた日本の2人乗組み漁船(総トン数9・7トン)に接近を図ったとのこと。
 午前2時30分現在、接続水域内を含めた尖閣周辺海域には計4隻の中国公船が回航しており、うち領海内の2隻は大正島南西約21キロメートルを北東に向けて航行している。また、接続水域内では「海警1305」と「海警1304」の2隻の航行も確認されている。

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