思いやりの花、笑顔で開花 下地小で「人権の花」運動式典
2025年度「人権の花」運動の開花式が18日、下地小学校(下地美和子校長)で行われ、全校児童がこれまで大切に育ててきた色とりどりの花の開花を祝うとともに命の尊さを再確認した。会場には植え付けから開花までの様子をまとめた写真パネルも展示され、半年間の取り組みの成果を共有。協力して花を育てる活動を通じ、相手を思いやる心の大切さを学び、差別のない明るい学校づくりへの決意を新たにした。
児童らは昨年12月の植え付け式で贈られたベゴニアやインパチェンス、ペチュニア、マリーゴールド、サルビアの苗を毎日水やりや草取りを行いながら育ててきた。
主催者あいさつは嘉数登市長に代わり砂川朗副市長が読み上げ、「皆さんが愛情込めて育てた苗がきれいな花を咲かせている。友達と協力し、思いやりを込めてお世話をしてくれたおかげ」と子どもたちの努力をたたえた上で「人権の花を育てながら、人権を守るために必要な思いやりの心も育てられたと思う。これからも友情の花、相手を思いやる心の花を大切に育ててほしい」と延べ、下地校長に感謝状を贈呈した。

那覇地方法務局宮古島支局の国吉俊和支局長は「色とりどりの花を見られてうれしい。皆で協力して育ててくれたことがよく伝わった。心の中に思いやりの花をたくさん咲かせ、いじめや差別のない笑顔いっぱいの学校にしてほしい」と期待を寄せた。
下地校長は「校庭にもきれいな花が咲いている。花はそれぞれ色も形も違うが、並ぶととても美しい。人も同じ」と語り、「違いを認めること、命を大切にすること」の二つを大事にしてほしいと児童に伝えた。
児童代表として友利依莉空さん(2年)、多和田翼さん(4年)、島尻珠吾さん(6年)が感謝とお礼の言葉を述べた。そのうち、島尻さんは「最初は小さかった苗が、毎日の水やりで少しずつ大きくなり、きれいな花を咲かせてくれた。命を大切にすることや、皆で協力することの大切さを学んだ」と話し、会場は温かな拍手に包まれた。


