防災体験学習会が開かれた =15日、七原コミュニティーセンター

災害時の備え、知恵を共有・体験 七原自治会で防災学習会 業務用コンロや鍋の贈呈も

 市平良の七原自治会(久貝和弘会長)は15日、七原コミュニティーセンターで防災体験学習会を開催した。鏡原地域の住民ら約60人が参加し、災害時でも少量の水で温かい食事が作れる「パッククッキング」の実習や、防災の基礎知識を習得。もしもの時に地域で協力して初動対応を行うための結束を強めた。


 学習会の冒頭、日本赤十字社沖縄県支部宮古島市地区地区長を務める嘉数登市長(代役・守武大福祉部長)から、同自治会へ業務用コンロ1式と鍋2個が贈呈された。

目録を手渡す守武部長


 久貝会長は「行政の支援が届くまでの間、地域で協力して迅速に対応することが被害を小さくすることにつながる。きょうの実習を通じ、有事の際のスムーズな対応に備えたい」と意義を強調した。

あいさつする久貝会長


 炊飯実習では、同支部の奉仕者である與那覇教子さんが講師を務めた。参加者は日赤が提供する災害救援用の炊飯袋「ハイゼックス」を使用し、洗米から注水、加熱までの手順を体験。この手法は洗い物を出さず、限られたライフラインの下で温かい食事を提供できる「パッククッキング」として注目されている知恵だという。

災害救援用の炊飯袋「ハイゼックス」


 また、市防災課や福祉部の職員も参加し、津波の恐ろしさや地域の防災対策について勉強会が開かれた。参加者は真剣な表情で説明に聞き入り、地域に根ざした共助の重要性を再確認していた。

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