SUP横断で来間さん会見 世界レベルのルート開拓へ「来間島―多良間島」間に挑戦
スタンドアップパドルボード(=SUP、サップ)のハワイ海峡横断世界選手権で優勝経験のある来間翔太さん(39、浦添市在住)が「来間島―多良間島」の海峡約52㌔に挑戦する。実施日は北風が安定し気温も長距離パドリングに適した15日から3月31日までの風向きと天候などで判断するという。9日に会見した来間さんは「サップの世界選手権をルーツのある沖縄・宮古島に残したい。ルートを開拓することで世界のサップパドラーが挑戦したいと思えるようにしたい」と話した。
来間さんは両親が宮古島出身。沖縄本島でサップボードなど営業しながら個人的にアスリート活動を行っている。長距離や海峡横断のレースに挑戦しており、「ハワイ海峡横断世界選手権SUP14ftクラス」で2023年に優勝し、24年も準優勝の実績があり、子どもたちのパドルスポーツ体験のボランティア活動にも積極的で今回の挑戦は、沖縄に世界レベルの海峡横断ルートを開拓したいとの熱い思いがある。
ルートは来間の長間浜から多良間島の普天間港までの約52㌔。この距離はハワイの世界選手権と同等で世界基準の海峡横断挑戦として高い価値を持っていると説明した。
来間さんは挑戦を通じて沖縄の海洋文化の再発見、宮古島を含む列島の魅力発信、スポーツツーリズムの創出、次世代へ挑戦する文化の継承を目指すとしている。
世界選手権で義務づけている伴走船が一緒に走ることになっており、今回は奥平秀祐船長の「みや丸」が伴走する。ルートは海流が複雑で多良間島の近くはうねりも大きくなることから成功にはルートに詳しい奥平さんの力が必要だと強調した。
会見は「久松五勇士顕彰碑」近くで行われたが戦時中、日本の危機を救った(5人男性の)久松五勇士の行動が挑戦を後押したとも話した。
サップによる横断へは安全体制の構築と記録制作に向けた資金を募るクラウドファンディングを3日から始めた。期間は3月15日までで目標金額は150万円。合わせてスポンサーも呼び掛けている。詳細は特設ページに掲載されている。


