宮城教育長へ報告した宮古島ドリームズの関係者ら
=2日、市役所・市長応接室
ドリームズ、優勝報告と決意 新たな舞台へ 20周年迎え表敬
中学野球を終えた3年生が高校野球への橋渡しとして結成する硬式野球チーム「宮古島ドリームズ」の平良勝之会長や仲間俊貴監督、選手らが2日、市役所を訪れ、今シーズンの活動成果と大会での優勝を報告した。砂川朗副市長とに宮城克典教育長が対応した。
今年で結成20周年の節目を迎えた同チーム。昨年9月に始動し、仲間監督らの指導のもと、土日祝日を中心に伊良部野球場などで基礎を徹底した練習に励んできた。
地元開催となった離島甲子園での優勝、昨年末の第1回宮古島だいずズミ中学硬式野球大会では、天候不良による準決勝中止で4チーム同時優勝となったが、これまでの最高成績(3位)を塗り替える初の「優勝」という足跡を歴史に刻んだ。

主将の知念十希周さんは「異なる中学の選手同士でまとめる苦労もあったが、野球の力で心が一つになった。良い環境で野球ができたことは光栄。育成で学んだことを高校で生かし、宮古から甲子園を目指したい」と力強く語った。
活動を支えた父母会は、イベントでの募金活動や遠征への同行など献身的にサポート。大会での大声援は対戦相手を驚かせるほどの団結力を見せた。また、今期はチーム初の試みとして地元企業8社がユニフォームスポンサーに名を連ねるなど、地域一体となった支援が選手たちの背中を押した。
宮城教育長は、名将故・野村克也氏が愛した「陰徳陽報(いんとくようほう)」という言葉を贈り、「人知れず善い行いを積めば、必ず良い報いがある。甲子園常連校の練習を間近で見た経験を糧に、人のためにも尽くせる選手として自ら夢を掴み取ってほしい」と激励した。


