行政、医療、介護の委員が意見交換した在宅医療・介護連携推進協議会 =3日、市役所

短期集中予防で自信 リエイブルメント型サービス 在宅医療・介護連携推進協

 在宅医療・介護連携推進協議会(会長・砂川朗副市長)の2025年度第1回協議会が3日、市役所2階大ホールで行われた。行政、医療、介護などの委員が参加し意見交換。市の現状では人口、高齢化率や自宅でのみとりが増えるなかで「本人の住み慣れた地域や本人の望む場所で不安なく最期まですごす」への取り組みの説明があった。リエイブルメント型短期集中予防サービス事業の役割、モデル事業の結果も紹介された。
 市推計死亡者数は病院、診療所、老人保健施設、老人ホーム、自宅などの数が示された。45年の「自宅でのみとり」は20年に比べ148人増加すると見ている。自宅など住み慣れた地域で最期まで過ごすための目標達成には▽情報共有ツールの作成▽病院・地域関係者の情報交換▽一般市民への普及啓発▽医師会との連携―などが示された。
 リエイブルメントとは「再びできるようになる」の短期集中予防サービスと説明。要支援1・2が対象で動機づけ面談によるセルフマネジメント能力を高め、自信を持って生活できるようにする。セルフマネジメント能力を高めるため体に触るアプローチ、マシンの使用は行わないという。
 モデル事業で実施したサービス内容も紹介。理学療法士との個別面談(20~30分程度)と運動・栄養・口腔・地域資源プログラムを行った結果、握力や30秒立ち上がりテストなどで改善が見られた。取り組んだ人からは「立ち上がりが楽になった」「歩く自信がついた」「外も一人で歩けるようになった」の声があった。
 県保健医療介護部地域包括ケア推進課の担当者が在宅医療会議連携で宮古の地域医療資源、地域介護資源や県の在宅医療の提供実績(75歳以上人口あたり)などを説明した。

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