25年、過去最高に暑い秋9・10月平均気温1位更新 真夏日145日で最多、降水量は平年下回る
宮古島地方気象台は22日、2025(令和7)年の宮古島地方の天候まとめを発表した。それによると年平均気温は24・2度と平年を0・4度上回り、特に9月と10月は暖かい空気に覆われた影響で月平均気温が統計開始以来の最高値を更新した。日最高気温30度以上の「真夏日」も年間145日に達し、過去最多を塗り替える記録的な暑さの年となった。一方で、年降水量は平年の88%に留まり、8月は月間降水量の少なさで歴代1位となるなど、少雨傾向が顕著に表れた一年となった。
気温面では、秋口の高温が際立った。9月の平均気温は29・2度(平年比プラス1・6度)、10月は27・6度(同プラス2・1度)を記録し、いずれも観測史上最も高い値を更新した。真夏日の年間日数は、これまで最多だった2021年の136日を大幅に上回る145日となり、過酷な暑さが長期間続いたことを裏付けた。年間の最高気温は6月30日の34・0度、最低気温は2月8日の11・2度だった。

雨の状況をみると、平良下里の年降水量は1831・5ミリで平年(2076・0ミリ)を下回った。特に8月は太平洋高気圧の影響で晴天が続き、降水量はわずか41・0ミリと、1938年の統計開始以来、最小記録を更新した。梅雨については、入りが5月5日ごろと平年より早く、明けは6月7日ごろと平年よりかなり早かったため、統計史上最も早い梅雨明けとなった。

台風の発生数は年間27個(平年25・1個)で平年並み。このうち宮古島に接近したのは3個(7号、8号、26号)だったが、いずれも暴風警報が発表されるような深刻な影響はなかった。
生物季節観測では、ヒカンザクラが1月6日に開花(平年より11日早い)、2月4日に満開(同5日早い)を迎えた一方、ススキの開花は11月4日(同10日遅い)となり、秋の深まりの遅さが観測データにも現れる形となった。
なお、宮古島地方気象台ホームページに掲載されている。


