賃貸アパートでの初めての一人暮らし~退去後に高額請求を受けないために!!~ 

 高校を卒業すると多くの学生が島外・県外で一人暮らしを始めます。春先頃から賃貸アパートの部屋探しが始まるようですが、最近はスマホやパソコンでの部屋探しが一般的になり、申込から契約までネットでできるようになりました。しかし、ネット上の情報だけで契約すると思わぬトラブル、例えば、「現地を見ずに契約したところ、部屋や環境に問題があることが分かり契約を取り消したい」という苦情があります。また退去後には、高額な原状回復費用をめぐるトラブルの相談が多くあります。次の点に注意して、契約直後や退去時のトラブルを最小限に防ぎましょう。

  • 部屋は見学(内見)してから決める

内見では、実際の部屋の広さ、設備の状況、周辺の環境などを確認します。また、他の住人と騒音等の

トラブルがなかったか、防災・防犯設備、ゴミ出しのルールなど、内見の担当者等に聞いて確認しておきます。

  • 重要事項説明書の内容を確認する

宅地・建物取引業者の仲介・代理によって賃貸借契約を結ぶ場合、契約の前に、契約締結の判断に必要

な事項にかかる重要事項説明書が宅地建物取引士により行われます。建物設備の状況、建物使用に関する

制限、契約の取引条件に関する事項の他、特にトラブルになりやすい退去時の原状回復費用などについて説明がありますので、不明な点や気になる事項は、納得できるまで質問しましょう。

  • 契約書の内容を理解・確認してから契約する

いったん締結した契約を解約するには、解約予告期間分の賃料などの支払いが必要となりますので、

契約書の内容を十分に確認・理解してから締結しましょう。契約を締結するまでは(重要事項説明が行

われていても)、申込を撤回することはでき、申込金の返還を求めることもできます。

  • 国土交通省の原状回復をめぐるガイドライン

・賃貸期間中には物件の通常損耗や経年劣化も生じます(=貸主負担)。借主の故意・過失や不適切な管

理が原因で生じる損耗については借主負担となりますが、退去後に納得いかない高額請求を受ける場合もありますので、契約前には、原状回復に関する借主負担について確認しましょう。退去時には、「国土交通省の原状回復をめぐるガイドライン」を確認の上、退去立ち合いに臨みましょう。

・賃貸物件は借り物です。壁や床などの傷や変形に注意しながら丁寧に使いましょう。

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