5人制団体組手で優勝を飾った美里(左から2人目)が所属する浦添高(提供)

多良間出身の美里が頂点 全国公立高空手道でV

 和歌山県でこのほど開催された「第2回全国高等学校空手道公立最強決定戦」に出場した多良間中学校出身の美里雫(浦添高校2年)を擁する同校が5人制団体組手で優勝を飾った。美里は主力として全試合に出場し、鋭い技と攻めの姿勢でチ―ムの勝利に大きく貢献。宮古出身選手が全国の大舞台で頂点に立つ快挙に、関係者からは喜びの声とともに、地元の若手競技者への刺激になるとして大きな期待が寄せられている。
 大会は和歌山県空手道連盟が主催し、10日に和歌山ビッグホエ―ルで実施。公立高校の競技力向上を目的とした同大会には全国から強豪校が集結。試合は5人制および3人制の団体組手形式で行われ、予選から白熱した戦いが展開された。
 同校は1次リ―グのDグル―プを2勝0敗の1位で通過すると、決勝ト―ナメントでも勢いを加速させた。準決勝で宮崎商業Aに3―0で快勝。決勝戦では岐阜商業を相手に、接戦の末3―2で競り勝ち、公立高校「最強」の称号を手にした。
 美里は今回の結果について「優勝できたことはうれしいが、気持ちをさらに前に出していくことが課題だと気づいた。いつも応援してくれる家族や島、父母会の皆さんに良い報告ができるよう、今後は自分がチ―ムを引っ張る意識で稽古に励みたい」と決意を語った。
 沖縄宮古空手道連盟は、今回の快挙について「宮古高校も部員数が増えれば参加可能な大会。高校進学後も空手を志す生徒にとって大きな朗報だ」と評価。地元出身選手の活躍が、宮古島内の空手競技の普及とレベル向上につながることに期待を示した。

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