「プロをシェア」経営の糧に 来月県産業振興公社がセミナー 兼業・副業人材の活用提案へ
公益財団法人沖縄県産業振興公社「沖縄県プロフェッショナル人材戦略拠点(人材チャンプルー)」の比嘉哲也マネジャーらがこのほど、宮古新報社を訪れた。比嘉さんらは、深刻化する人手不足への新たな処方箋として、都市部のプロ人材を「兼業・副業」で活用する経営戦略を提案。来月18日に予定されている本セミナーへの周知協力を呼び掛けた。
同拠点では、県内企業の課題解決に向け、専門知識を持つ都市部の人材とのマッチングを支援している。これまで正規雇用や兼業・副業を合わせ累計178件の成約実績を上げており、近年は特にIT導入やブランディング、販路拡大といった分野で、週に数日や月単位で契約する「兼業・副業」のニーズが急増しているという。
比嘉さんは「離島では住居確保の問題もあり、正社員の確保が極めて厳しい。必要な時に必要なプロの知恵を借りる『シェアリング』という手法は、離島経営において非常に有効な選択肢になる」と強調。県が用意する補助金制度についても説明し、コストを抑えた導入が可能であることを示した。
きょう21日午後2時から市未来創造センターで行われる支援機関向け事前説明会では、本事業の概要や補助金制度、兼業・副業人材を活用するメリットなどを主体に、地域の事業者を支える関係機関と情報を共有する。
また、2月18日午後2時からは、宮古島ICT交流センターにて一般事業者を対象とした「離島経営の新しい経営戦略セミナー」を開催する。
セミナーでは、パーソルキャリアの戸谷玲子さんによる基調講演のほか、地元の有限会社「楽園の果実」代表取締役の砂川智子さんが登壇。「新工場の立ち上げと生産性向上」をテーマに、実際にプロ人材と共に課題を解決した成功事例を紹介するトークセッションも行われる予定だ。
比嘉さんは「人手が足りないからと諦めるのではなく、プロをシェアする時代。一人で悩む経営者の背中を後押しする一助としてほしい」と語り、多くの来場に期待を寄せた。
【一般事業者対象のセミナー概要】日時=2月18日(水)午後2~5時▽場所=宮古島ICT交流センター(旧下地庁舎3階)▽内容=基調講演「人材不足・経営課題を兼業・副業で解決する」、トークセッション「宮古島の人気店が実践!プロ人材と共に!」、事業概要説明、個別相談会(要予約)▽定員=会場30人(Zoomオンライン参加も可能)▽申し込み=QRコードより事前申し込み制(参加無料)▽問い合わせ=公益財団法人沖縄県産業振興公社(電話098・859・6236 電子メールpf-sup@okinawa-ric.or.jp)「沖縄県プロフェッショナル人材戦略拠点」の比嘉、譜久原、真栄田、友寄



