会見を開いた市文化協会関係者ら =市立図書館

島が育てた音が24年ぶりに マティダでトランペット公演 来月1日「芸術劇場」

 市文化協会(饒平名和枝会長)は14日、市内で会見を開き、2月1日にマティダ市民劇場で開催する第20回宮古島市民総合文化祭・一般の部「芸術劇場」について発表した。リサイタルを行うのは宮古島出身のトランペット奏者・砂川隆丈(たかのり)さん。砂川さんが故郷で本格的なリサイタルを行うのは24年ぶりとのこと。饒平名会長は「世界で活躍する砂川さんの素晴らしい音色を、多くの市民に体感してほしい」と来場を呼びかけている。


 砂川さんは平良出身。北中吹奏楽部を経て宮古高校2年時に県ソロコンクールで金賞を受賞。国内のコンクールで実績を積み重ねたのち、2002年に凱旋公演を開き、故郷に錦を飾った。現在は日本を代表するプロ吹奏楽団「シエナ・ウインド・オーケストラ」の首席トランペット奏者を務めるなど、第一線で幅広く活躍している。
 饒平名会長は、市民総合文化祭が残すところ3部門(芸術劇場、音楽祭、芸能祭)となった現状を報告した上で、「今回の芸術劇場は、宮古島が生んだ至宝、砂川隆丈さんの素晴らしい世界を市民の皆さまにお届けする機会とした」と開催の趣旨を説明。「会場いっぱいに響く華やかな音色、明るく力強い音、そして繊細で優しい音。表現力豊かな砂川さんの演奏を、ぜひ多くの皆さまにご堪能いただきたい」と、熱を込めて呼びかけた。
 会見で読み上げられたメッセージの中で砂川さんは「私の音楽はこの島が育んでくれたものだと確信している。当日は難しい理屈抜きに楽しんでいただけるよう、親しみやすい曲を中心に選んでいる」と故郷での演奏に期待を寄せた。
 リサイタルでは、ピアニストの棚原俊平さんとの共演のほか、後半には宮古島吹奏楽団とのコラボレーションも予定されている。曲目は、パーセルの「ソナタ」やカーペンターズの「青春の輝き」など、バロックからポピュラー音楽まで多彩なプログラムが用意されている。
 公演は午後2時30分開場、午後3時開演。入場料は一般2000円、文化協会会員1700円、高校生以下1000円。市民に音楽を楽しんでもらうため、鑑賞時の配慮を求めている。
 チケットはBooksきょうはん宮古南店、市未来創造センター内同協会事務局で販売している。
 問い合わせは同協会(79・5880)まで。

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