1月4日実施の合同模試を発表した実行委員会 =島の高等学院

地域全体の学力向上へ 地区8学習塾 来年1月4日に合同模試

 宮古合同模試実行委員会は23日、島の高等学院で会見し、第2回目となる「宮古地区公開おきなわ県模試」を来年1月4日に行うと発表した。同委員会の塾代表らは「大勢が参加するなかの模擬試験は本番さながらの緊張感で臨むことができる。他の塾の生徒らを意識し切磋琢磨することで頑張る姿勢が出ることで地域全体の学力向上につながる」と強調した。
 同実行委員会は上野義塾(仲村鷹規代表)、オンライン個別指導塾SrudyTree(丸岡愛美塾長)、東風平塾(東川平恭子塾長)、個別進学塾Roor(根間玄隆代表)、とだ塾(戸田光俊塾長)、宮川英数塾(宮川時子塾長)、琉塾(西川幹丸代表)、LUCA研進会(東風平隆志代表)で構成されている。
 合同模試は全県対象模試を公開で行うことで宮古地区の受験者を増やし、順位や合格判定の精度を上げ生徒たちの向上心を高め、高校進学後も活躍できる学力を身につけてもらいたいとの思いが込められている。今回は100人余が参加する予定で引き続き参加者を呼び掛けている。
 1月4日の高校受験向けに沖縄県全体が対象の「おきなわ県模試」は、午前10時半から平良港ターミナルビルの大研修室で行われる。同日午後2時からは小学3年~中学2年までの全国模試「学力テスト」が行われる。合同模試は塾に通っていない生徒も受けられる。
 初めて参加する宮川英数塾講師の宮川歩さんは「地域全体で学力向上につなげたいと参加した。生徒たちが制服を着けて本番さながらに受験することで緊張感を持って挑める」と話した。
 オンライン個別指導塾の丸岡さんは「大勢の場で模擬試験が体験できない環境なので合同開催は子どもたちの学力向上につながる。(塾の)横の連携は地域にとって良い」と語った。
 申し込み締め切りは25日午後1時まで。申し込みはQR先の専用フォームから。問い合わせは公開模試実行委員長の仲村さん(050・6874・9341)まで。

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