
いつもは見ることのできないスーパーの裏側について学んだ児童ら
=Aコープ上野店
Aコープ探検!上野小3年生 買い物の裏側に発見いっぱい
上野小学校3年生の児童31人は11日、社会科単元「宮古島市調査隊」の学習の一環としてAコープ上野店を訪れ、店内やバックヤードを見学した。子どもたちはグループごとにプリントを手に、働く人の工夫や施設の役割を調べ、地域の公共施設への理解を深めた。
児童は5班に分かれ、野菜の産地やレジの仕組み、品ぞろえの工夫などを同店舗従業員に質問。バックヤードでは那覇から船で届く段ボールの説明を受け、惣菜を作る様子や精肉コーナーでの値段設定なども観察した。店内の工夫を見つけ、買い物をしやすくする仕組みを学んだ。
佐藤篤哉教諭は「地域に密着したスーパーでの体験を家庭で共有することで、利用やつながりを大切にしてほしい。今後は他店でも違いを見つけ、自分の買い物のしやすさを考えるきっかけにしてほしい」と語った。
参加した上地惺流さんは「普段からAコープに来ているけれど、バックヤードを見るのは初めてで楽しかった」と感想を述べた。