総合開会式に参加した学区代表選手ら =市上野体育館

宮古スポーツ大会開幕 総合開会式 選手ら健闘を誓う

 第52回宮古スポーツ大会(宮古島市スポーツ協会主催)の総合開会式が9日、市上野体育館で行われた。今大会は18学区がバレーボール、バスケットボール、サッカー、陸上など17競技で熱戦を展開する。主催者の砂川恵助会長は「選手の皆さんには日頃鍛えた力を発揮し、自己記録への挑戦と学区の名誉にかけて頑張ってほしい」と期待を込めた。選手を代表し上野学区の砂川広弥さんが宣誓し、大会での健闘を誓った。競技は10月12日まで。最終日は総合閉会式が行われる。

選手代表宣誓する上野学区の砂川さん


 今年の宮古スポーツ大会は8日に先行して剣道、テニス、ゴルフが行われ、総合開会式と同時にバレーボール、サッカー競技を皮切りに2カ月にわたり熱戦が展開される。
 総合開会式には各学区の選手、役員らが参加。昨年大会総合優勝の上野学区、男子優勝の北学区、女子優勝の上野学区がそれぞれ優勝旗を返還した。
 砂川会長は「本年度より大会は『宮古体育大会』から『宮古スポーツ大会』へと名称を変え、新たなスタートを切る。市町村合併に伴って学区対抗戦と始まってから20回大会を迎える。スポーツの底辺拡大、競技力の向上をはじめ各学区体育・スポーツ協会の組織の拡充、スポーツイベントを通して青少年の健全育成、地域経済の活性化を語り、笑顔の絶えない地域組織にしていきたい」とあいさつした。
 嘉数登市長(代読・砂川朗副市長)は「大会に参加される皆さんにはスポーツの持つ楽しさや魅力を感じていただくとともに競技や地域の枠を超えた交友の輪が一層広がることを期待している。今年はどの学区が栄冠を手にするのか、大いに期待が高まる。皆さんの健闘を祈っている」と述べた。
 選手宣誓した砂川さんは「日頃の練習の成果を十分に発揮し、フェアプレー精神の下、正々堂々戦うことを誓います」と大役を果たした。
 このあと同体育館では、バレーボール競技が行われ、男女の部で熱戦が展開された。
 9と10両日はバレーボールのほか、市陸上競技場と前福運動場でサッカー競技を実施。きょう10日は長北地区で自転車競技、平良中学校水泳プールで4大会ぶりに水泳競技が行われる。
 以降、8月は柔道(16日、平良中学校武道場)、ハンドボール(16~17日、上野体育館)、軟式野球(16~17日、23~24日、市民球場・下地球場)、ソフトテニス(17日、パニパニコート・市営コート)、バスケットボール(23~24日、市上野体育館)、バドミントン(24日、狩俣中学校体育館)を行い、ラージボール(9月14日、上野体育館)、卓球(9月21日、上野体育館)、宮古角力(10月5日、下地与那覇サニツ浜公園内)、陸上競技(10月11~12日、市陸上競技場)が続く。

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