「観光の日」イベントで多くの観光客らを歓迎した =宮古空港

観光客を温かく歓迎 「観光の日」イベント 「海で泳ぐの楽しみ」

 沖縄県が定めた「観光の日」の1日、宮古島市と宮古島観光協会は宮古空港、下地島空港で観光客らを歓迎するイベントを行った。職員らが「んみゃーち宮古島」の横断幕を持ち、初公務となる宮古島観光アンバサダーらが到着した観光客らに観光パンフレットなどを配布した。両空港では、どの便も夏休みとあって子ども連れの家族の姿が多かった。歓迎に笑顔を見せた観光客らは「海で泳ぎたい」などと話した。

宮古島観光アンバサダー(左)らが観光パンフレットを配布した=下地島空港


 イベントは、宮古空港が午前11時10分着と午後1時20分着の全日本空輸(ANA)、日本トランスオーシャン航空(JTA、下地島空港が午後2時5分着のスカイマーク(SKY)の飛行機がそれぞれ到着した時間で行われた。
 そのうち、宮古空港到着ロビーでは職員らが横断幕を持って待ち、予定時間より早く着いた観光客らを迎えた。多くの乗客が来島し、夏休みとあって子ども連れの観光客の姿も見えた。
 職員らは宮古島観光パンフレットや「海水浴の際には安全のためにライフジャケットを着けよう」と呼びかけるチラシを配布。市イメージキャラクターの「みーや」、宮古島観光アンバサダーの川田悠可さん(ブーゲンビレア)も笑顔で迎えた。
 同協会職員の山口真紀さんは「海に行ったり、おいしいマンゴーなどをいただきながら観光を楽しんでほしい」と話した。
 横浜市から友人家族と一緒に来た30代女性は「宮古島は3回目。沖縄の中でもゆったりとした所が大好きで何もしないことを楽しむ贅沢さを感じる。八重干瀬にも行くので楽しみにしている」と話した。その娘は「前浜ビーチでいっぱい泳ぎたい」と笑顔で語った。
 また、下地島空港では羽田からの観光客らを迎えた。ここでも職員が観光パンフレットなどを配布し、宮古島観光アンバサダーの小林南奈さん(ティダ)、「みーや」も歓迎した。三線演奏もあり、観光客らは温かい迎えに笑顔を見せていた。
 宮古島は2回目という東京から家族で来た40代男性は5日までの滞在予定とのことで「レンタカーで観光し、きれいな海でシュノーケリングを楽しみたい」と話した。

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