師範・教師試験に合格した(左から)高原さん、大城さん、砂川会長、大浦さん
=1日、下地公民館
師範1人、教師2人合格 宮古民謡保存協会
宮古民謡保存協会(砂川次郎会長)は7月31日、下地公民館で2022年度師範・教師試験を行った。審査の結果、師範に大浦良子さん、教師に高原浩子さん、大城辰男さんが合格した。試験には師範2人、教師6人が挑んだ。
課題曲は、師範が「多良間シュンカニ」など4曲、教師が「伊良部トーガニ」など2曲。同協会の審査員6人が審査した。
砂川会長は「宮古民謡保存協会の師範・教師として、県内外で後輩の育成や宮古民謡の普及発展に取り組んでほしい」と激励し、一人ひとりに免許状を手渡した。
試験は年1回行われ、宮古民謡コンクールで最高賞を受賞した3年後に生徒を教えることができる教師、教師で5年以上後継者の育成や指導に携わると師範がそれぞれ受験できる。