アスリート工房スポーツ教室の陸上競技で子どもたちの走りを確認する譜久里さん(後方左)
=市陸上競技場
アスリート工房、譜久里さん “速くなる走法”指導
離島スポーツ支援プロジェクトで「アスリート工房スポーツ教室IN宮古島」が28日、市陸上競技場ではじまった。29日まで3競技が行われる。28日は2019アジアマスターズ陸上リレー優勝メンバーで陸上クラブアスリート工房代表の譜久里武さんが小中学生に速くなる走法や走力アップを指導した。
小学生約40人が参加した前半の部で譜久里さんは、「誰でも速くなれる。宮古の子どもたちは元々素質があり、走るコツをつかみ、いろいろなスポーツに活かしてほしい」とあいさつ。
教室では、「体の動かし方を覚える。速くなることはスポーツで大事。人と比べないこと」と述べるとともに、身体を真っすぐに保つことや、身体を柔らかくして走り、正しい腕振りで速くなるとアドバイス。子どもたちは指導に熱心な表情で聴き入り、実際に走ってフォームなどを確認していた。
後半の部は中学生から一般までが「短距離走の走力アップを目指して」をテーマに指導を受けた。
スポーツ教室は29日、市総合体育館で午前10時から永井智さん(琉球BlueSeas監督兼選手)を講師にバレーボール、市陸上競技場会議室で午後2時から安里幸男さん(日本バスケット協会ジュニアチーム強化コーチ)のバスケットボール指導者講演会を予定している。