特別賞を発表した全国はがき筆文字協会の皆さん =10日、未来創造センター・スタジオ3

砂川さん(上野中3年)大賞受賞 全国はがき筆文字協会 特別賞入賞作品を発表

 全国はがき筆文字協会(池田海真会長)は10日、未来創造センターで第8回「全国はがき筆文字展」の特別賞入賞作品を発表した。大賞には5人を選出し、宮古島市からは大賞の砂川尋弥さん(上野中3年)含む8人が入賞。展示は12月7、8日の両日、JTAドーム宮古島で開かれる。池田会長は「子どもから大人まで、全ての人が楽しめるようになっている。ぜひ遊びに来てください」と来場を呼びかけた。

大賞の砂川さんと作品

 同筆文字展は「コンパクトサイズだから、おもしろい!どなたでも参加できます」がキャッチコピー。手書きや筆文字が日常生活から離れる中で、気軽に取り組めることで生活に潤いをもたらす筆文字文化の振興・発展を目的で開かれている。
 大賞をはじめ、美術新聞社賞、宮古島市長賞、宮古島市教育長賞、宮古島市文化協会賞、シルバー賞などに加え、今回新たに審査員賞を新設。団体奨励賞には「お習字ガール」を選出。小学1~3年生による自由なスタイルでの筆文字創作が評価された。また、シルバー優秀賞に選出された神奈川県在住の金澤葆香さんは御年94歳だ。
 大賞の砂川さんは「自分が好きな書道の『書』で大賞が取れたので、とてもうれしい。これからも良い作品が書けるように頑張りたい」と喜びの声を寄せた。
 作品計44点の作品展は12月7日午前10時から午後6時まで、8日は午前10時に表彰式を行い、午後5時まで。両日とも書道パフォーマンスを予定し、「見て、書いて、作って、聞いて、食べて楽しめる展示会」として、新体操や郷土芸能、フラダンスなどのステージやフードトラックの出店もするとのこと。
 市の受賞者は次の通り。(敬称略)
【大賞】砂川尋弥【宮古島市長賞】池間奈々海(北中1年)【宮古島市文化協会長賞】伊計寧彩(東小3年)【準大賞】砂川朋諒(宮古高2年)▽松長光泉(鏡原小6年)▽佐和田莉子(上野小5年)▽根間文美(平一小4年)▽與那覇泰誠(西城小3年)

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