LED照明器具に補助 購入費用の5割以内 家電取扱事業者に説明会
宮古島市エコアイランド推進課は16日、市役所で家電小売事業者や電工会社など家電取扱事業者を対象にした「省エネ家電製品促進買換補助金事業者登録制度説明会」を行った。昨年度に続いての補助事業だが、今回はLED照明器具のみが対象となる。製品は新品かつ購入金額が1万円以上(税込)で補助金は購入費用の5割以内、上限は1世帯当たり3万円となっている。同課は交付事業の概要や申請から補助金交付までの流れなどを説明し、円滑な実施に協力を呼び掛けた。
補助事業は市のエネルギー自給率向上に向けて市民による省エネの促進を図ることが目的。下地洋子課長は、昨年度に続いての補助事業であることなどを話し、補助事業がスムーズにいくように協力を求めた。
対象となるシーリングライト、和風ペンダント、ブラケット、ダウンライトなどのLED照明器具は目標年度2020年度で日本産業規格C9901に基づく省エネルギー基準達成率が100%以上であるもので、既存の照明器具をより省エネ効果が大きい器具で屋内に固定して使用するものが求められる。
購入金額は1万円以上で蛍光灯、白熱灯等のLED照明器具以外の照明器具から買換を目的として設置される。ランプ交換やLED照明器具からLED照明器具への買換え、新設・増設は対象外となる。
製品は市が指定(登録)する店舗のみで購入し、買換前のものは破棄することなどの条件がある。
補助対象者は、宮古島市の住民基本台帳に記録されている市民で昨年度の補助事業の交付を受けた人は対象外。申請期間は9月上旬から1カ月間程度を予定しており、商品購入前の補助金申請が必須となる。
家電取扱事業者には▽購入予定者に補助制度を利用するかどうかを最初の段階で確認▽補助金申請用の見積書の作成▽購入者へ電化製品の消費電力が確認できるように記載されているラベル位置の案内▽省エネ基準達成率100%であることが確認できるものを準備―などを依頼した。
詳細の内容は市ホームページから確認できる。問い合わせは市エコアイランド推進係(73・0950)。