感謝状が贈られた下里さん(前列中央左)と佐々木さん(同右)
=19日、平良港湾合同庁舎・会議室
保安功績者に感謝状 宮古島海保 海の日記念伝達式 4人の努力、尽力たたえ
宮古島海上保安部は19日、平良港湾合同庁舎で「海の日」にちなんだ海上保安庁長官および第十一管区海上保安本部長感謝状伝達式を実施した。長年にわたり海洋汚染防止および環境保全活動に貢献した宮國考平さんや下里和広さん、友利盛章さん、佐々木八千代さんへ同保安部の喜志田健志部長から感謝状を贈呈。受賞した4人のうち、下里さんと佐々木さんが出席した。
宮國さんと下里さんは、公益財団法人海上保安協会宮古支部長から海上保安協力員として指名され、それぞれ768件、450件の活動を行い、地域の海洋環境保全に貢献。友利さんも同様に939件の活動を実施した。
佐々木さんは2003年から22年間にわたり、東平安名埼灯台の参観業務や環境美化に尽力した。
これらの活動に対し、喜志田部長は宮古島の海の安全と清潔を保つために不可欠であり、地域社会や観光業にとっても大きな価値があるとして感謝した上で、宮古島の海が漁業や海運の基盤であり、観光資源としても重要であることを強調。受賞者たちの継続的な支援と海上保安庁の努力を通じて、海の安全と美しさを守っていくことの重要性を訴えた。
感謝状を受け下里さんは「うれしい。その一言に尽きる」、佐々木さんは「宮古島に移り住み、このような感謝状を頂き、心からうれしい」とそれぞれ感想を述べた。