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会見を開いた市観光商工課 =市役所

宮古島クルーズシンポ20日に開催 市観光商工課 国際クルーズ経済効果を議論 マティダ市民劇場で午後2時開演 20人招待の体験ツアー概要も

 市観光商工課は12日に市役所で会見を開き、20日にマティダ市民劇場で開催する「宮古島クルーズシンポジウム」(市、日本観光振興協会主催)の概要について説明した。シンポジウムでは講演やパネルディスカッションなどを予定し、また12月に実施されるクルーズ船を体験できるモニターツアー(体験乗船)の参加資格および方法が会場で発表されることから多くの来場を呼び掛けている。また、同日ひらりん公園でマーケットも開かれる。

体験乗船できるMSCベリッシマ(提供)


 同シンポジウムは国際クルーズの再開により、今後のクルーズ寄港増加に期待がかかる一方でクルーズ受け入れ側となる地域住民の不安を解消し、クルーズ船受け入れ体制や寄港による経済効果に関する理解が必要とされることから、地域一体となった連携強化を図り、クルーズ船寄港による効果の最大限を目的とする。
 参加費は無料で開場は午後1時30分で午後2時から開演し、同4時まで。「宮古島クルーズ船入港に対する取り組み」(講演者=嘉数登副市長)、「沖縄クルーズの展望と課題」(同=下地芳郎沖縄観光コンベンションビューロー会長)の演題で講演するほか、「クルーズの楽しみ方について」で同協会の小貫誠氏、MSCクルーズの黄兆健氏、日本国際クルーズ協議会の糸川雄介氏によるパネルディスカッションも行われる。また、来賓では国土交通省の指田徹海事局外航課長が招かれている。
 関連行事として12月18日にクルーズ船を体験できるモニターツアー(体験乗船)を実施。同日航空便で那覇に移動し、MSCベリッシマに乗船し午後7時に那覇港を出航、21日午前8時に平良港に着岸するツアーで2人1室の10部屋計20人を招待する。その参加方法を会場で発表する。当選者は厳正な抽選の下で行われる。乗船中のサービス料やチップは自費だが、那覇市へ移動の際の航空料金などは無料で提供されるとのこと。
 また、同シンポジウム当日にひらりん公園で飲食、雑貨などさまざまなブースを展開する「ひらりんマーケット」も開催される。
 同課担当者は当日の会場付近の混み合い、さらに車で来場する際は隣接するホテルアトールエメラルド宮古島の駐車場は利用しないよう強く呼び掛けている。

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