結成50周年式典・記念演奏会をPRする宮国団長(左)と池城顧問
=市役所
来月4日、結成50周年式典 みやこ少年少女合唱団 砂川涼子さんの記念演奏会も
みやこ少年少女合唱団(宮国貴子団長)の「~時代(とき)を越え歌いつなごう いつまでも~結成50周年式典・記念演奏会」が8月4日、マティダ市民劇場で開催される。式典後は特別ゲストでソプラノ歌手の砂川涼子さんによる記念演奏会があり、エンディングでは団員やOBとのコラボ演奏も行われる。宮国団長と池城健顧問が9日、市役所内で会見し、「多くの方に来ていただいて50周年を祝ってほしい」と呼び掛けた。
同合唱団は1974年に平良市少年少女合唱団として結成され、2005年の市町村合併に伴い「みやこ少年少女合唱団」に改名した。これまで定期演奏会や市のイベント、県外の合唱団との交換会などの活動を行ってきた。2019年の県少年少女合唱祭宮古島大会には台北の児童合唱団も参加した。
結成50年の節目には式典と記念演奏会を開催し、団員、OB、保護者や市民ら大勢の参加で祝う。
宮国団長は「歴代団長や指導者とともに昭和、平成、令和と時を越えて歌い継いできた合唱団の活動の歴史を振り返ると感慨深く、同時に記憶もよみがえってくる。学校が違う子どもたちがハーモニーを分かち合った団員の絆は強く、卒団してもさまざまな分野で活躍している」と述べた。
また「ソプラノ歌手の砂川涼子さんが出演して華を添える。クラシック界では知らない人はいないほど素晴らしい実力を兼ね備えた逸材である。砂川さんの美声は聴く人の心を震わせて魅了することと思う」と述べ、多くの来場を呼び掛けた。
8月4日は午後1時半開場、午後2時開演。入場料は一般が1000円、学生は500円。チケットへの問い合わせは事務局(090・5930・2171)まで。