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選挙戦、きょう最後の訴え 今夕、3陣営が打ち上げ 期日前投票7日間で8,195人 県議選

 第14回沖縄県議会議員選挙はきょう15日に運動最終日を迎え、各候補者が9日間にわたる選挙戦を締めくくる。宮古島市区(定数2)は革新系現職の國仲昌二氏(63)=立憲民主党公認、社民党推薦=、保守系現職で2期目を目指す下地康教氏(64)=自民党県連公認、公明推薦=、新人で前市議の新里匠氏(47)=公明推薦=の3候補は15日夕、打ち上げ式に臨み、支持者を前に最後の訴えを行う。期日前投票の推移がコロナ禍の前回(2020年)と比べ多い状況となるなど有権者の反応は高い状況にあり、投票率が注目されている。


 7日の告示以来、國仲、下地、新里の3候補は各地で精力的な遊説を展開するとともに、各陣営では運動員らがビラ配りなどで政策浸透に総力を上げてきた。選挙運動残り2日となった14日夕、國仲候補はドン・キホーテ宮古島店前交差点、下地候補は公設市場前、新里候補はTSUTAYA沖縄宮古島店前交差点などでそれぞれ演説し、自ら掲げた政策の実現への決意と最後までの支持を訴えた。また、個別訪問や街頭宣伝カーでの訴え、企業訪問などに奔走し、夕刻にも各地で演説を行った。
 運動最終日となるきょう15日夕、國仲候補は選対本部前、下地候補はTSUTAYA沖縄宮古島店前交差点、新里候補はドン・キホーテ宮古島店前でそれぞれ打ち上げ式を行う。
 県議選では、
【國仲候補】=「命の水を守る」「笑顔で暮らせる島へ」「多良間むらづくり支援」「離島格差の是正」「学びと育ちの支援」「沖縄を戦場にしない」「島の環境を守る、思いやりの社会へ」「調和ある観光振興」「農畜水産業の振興」
【下地候補】=「産業・生活基盤の充実強化」「若者世代が安心して子育てできる地域社会づくり」「人生100年時代を活き活きと暮らせる島づくり」「島々の発展を支える人材育成」「歴史風土が息づく島づくり」「下地島空港の活性化とその周辺用地の有効活用」「多良間村における産業基盤の整備促進
【新里候補】=「島外遠征費の拡充」「島外学校生徒への渡航、賃借料補助」「中高一貫校、高専学校、職業訓練校の設立」「有事、災害時の避難場所の確保」「若年層、ひとり親向け県営団地の建設」「自衛隊病院の設立」「救難ヘリコプター設置」「下地島空港周辺地域の課題解決」「農地の再整備」
 などをそれぞれ訴えている。
 期日前投票では、前回に比べ14日時点で有権者数(6日現在)4万6052人に対する投票率は17・8%と前回の同日数時点の15・65%から2・15好調となっている。

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