おもちゃを返却し記念撮影する生徒らと園児、保育士 =下地の入江保育園

宮古工業高の生徒3人 おもちゃ修理、地域貢献

 県立宮古工業高校(知念俊一郎校長)電気情報科3年の平良治樹さん、本村拓弥さん、川平一輝さんの3人が7日、入江保育園(来間真利子園長)から預かって修理したおもちゃを返却し、子どもたちを喜ばせた。

 3人は地域貢献で「地域の工場になろうプロジェクト」を企画し、入江と竹の子、あけぼのの3保育園から壊れたおもちゃや破れたぬいぐるみなど約10点を5月下旬に預かり、校内で修理してきた。同日は渡嘉敷真哉教諭とともに入江、竹の子を訪れた。
 入江保育園では、電動のおもちゃ、ぬいぐるみを返却し、手にした子どもたちが動かしながら笑顔を見せた。来間園長は「とてもいい取り組みで、直してもらってうれしい」と語った。
 川平さんは、「地域貢献で初めて取り組み、修理して子どもたちの役に立てることができた。子どもたちが喜んでいる様子を見ることができて良かった」と笑顔を見せた。

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