宮古島冬まつり大盛況 多くの来場者でにぎわう
第4回宮古島冬まつり(同実行委員会主催)が17日、JTAドーム宮古島で開催された。「#宮古島の冬はコラボでもっと盛り上がる!」をコンセプトにアリーナには個人・団体計29が出展。野外エリアにはさまざまな屋台が準備され、開会前にはすでに駐車場が埋まる人気ぶり。来場者らは会場で思い思いのブースを回り、冬まつりを満喫した。ステージでは宮古島んまむぬ杯など8つの企画が次々と披露され会場は盛り上がった。
このまつりは宮古島を面白くするアイディアややってみたいことを「実験」の名のもと果敢に挑戦し、大人も子どもみんなでつくり上げる、島の文化祭のようなイベント。
実行委員長の丸岡愛美さんは「今回さまざまなブースやステージ企画など実行委員会も大忙しなほど盛りだくさん。楽しんでほしい」と述べた。
この日の宮古島は天候に恵まれ、冬と呼ぶには暖かい天気だったため多くの来場者が訪れた。
ステージではファミリーコンサート「あつまれパラダイスキッズ☆」から始まり「宮古島んまむぬ杯表彰式」「起業家創出プロジェクト決勝」のほか、劇団かなやらびによる「ミャークファンタジー」が披露され、「スター発掘プロジェクト」「スペシャルライブ」なども行われた。
アリーナブースでは日本トランスオーシャン航空(JTA)によるパイロット、CAなりきり制服体験やロボットプログラミングなどさまざまな体験型ブースのほか、相談窓口なども設けられていた。
また、この日開幕を迎えた与那覇前浜でのウインドサーフィン大会の模様が生中継されるブースもあった。会場の外には多くの屋台があり、お昼時には大変なにぎわいを見せていた。
2人の子どもと訪れた下地在住の30代女性は「2月は催しものがないので助かる」と述べ、「いろんなところを周って疲れるくらいがまつり。継続してほしい」と話した。
まつりの最後はサオリ・ダンス・スクールを中心としたバレエ、フラ、日舞など5団体によるさまざまな表現がコラボした不思議な世界「ワンダーランド」で会場の雰囲気は最高潮に達しフィナーレを迎えた。