「バスケフェス」で記念撮影する参加した小学生とキャッチザウエーブの選手ら
=12日、上野体育館(提供)
バスケフェスin宮古 生徒らプロ選手と競技楽しむ
バスケットボールフェスティバル2022in宮古島(宮古バスケットボール協会、キャッチザウエーブ、MKブランド共催)が12日、上野体育館で開催され、市内の小中高校チームに所属する児童生徒が参加し、現役のプロ選手による技術向上のための運動やゲームを通して競技を楽しんだ。
イベントは競技の普及及び技術向上、心身の健全育成とスポーツに正しい理解を深めるとともに、夢や目標に向かうチャレンジする志と精神育成を目指すだけでなく、コロナ禍で苦しい状況にある子どもたちに競技の楽しさを伝えようと実施された。
現役プロで活動する宮古島市出身の狩俣昌也(長崎ヴェルガ)をはじめ、長谷川智也(越谷アルファーズ)、山内盛久(三遠ネオフェニックス)、福井航介(岐阜スゥープス)の4選手が、その経験や自分たちの思い、メッセージを若い世代に伝えようと立ち上げたCATCHTHEWAVE(キャッチザウエーブ)が子どもたちを指導した。
参加した児童生徒は、スキルアップワークアウトや3on3、5on5の試合形式のトーナメント戦、エキシビションを通し、バスケットボールを楽しんだ。
生徒代表の下地隆翔君(宮古高校3年)は、「プロ選手と一緒にゲームできたことは良い経験。次の大会はこの経験を生かして頑張りたい」と述べるとともに、感謝した。
バスケットボール協会の垣花秀明会長は「今回は選手側の申し出で実現した。協会としても取り組みをバックアップし、来年以降も続けたい。将来は狩俣選手のような宮古出身のプロ選手が出ることを期待する」と述べた。
狩俣選手は「すごく良い形で実現し、終えることができた。参加した子どもたちには選手に教えてもらったことを継続して実践してほしい。今後も開催できるようにしたい」とコメントを寄せた。