宮古島市産玄蕎麦を使った新蕎麦をPRする(左から)久鍋社長と座喜味市長
=市役所大ホール
セブンイレブン沖縄 宮古島産新蕎麦を発売
コンビニエンスストアのセブン―イレブン沖縄(久鍋研二社長)は宮古島産玄蕎麦を使った「もりそば」を21日から県内124店舗で発売する。10日、市役所で座喜味一幸市長による試食会が行われ、「日本で一番早い」2022年産の新蕎麦を味わってもらった。同社では市に日本蕎麦の増産に協力を求めるとともに、今後も宮古島産の食材を使用した商品を開発したいと意欲を見せていた。
同社は19年から宮古島産の日本蕎麦を使った商品を販売している。久鍋社長は「日本で一番早い新蕎麦として注目度の高い商品。生産者の皆さんには感謝しており、もっと生産できるようにバックアップしながら宮古島産のおいしい日本蕎麦を広めたい」と述べ、「宮古島には日本蕎麦以外にもおいしいものがたくさんある。農作物だけでなく魚介類も含めて宮古島から沖縄・全国のお店に発信できるように取り組んでいきたい」と話した。
新蕎麦を試食した座喜味市長は「たいへんおいしい。色が白くて上品。非常にコシがあって舌ざわりが良い」と太鼓判を押し、「今後、生産量を高めて全国に宮古島産の日本蕎麦を展開できれば。行政としても生産拡大に向けて支援したい。島にはモズクやアーサなど魅力ある食材があり、今後も紹介してもらえれば」と話していた。