おきなわ環境クラブ宮古支部、投網と網の打ち方教室
NPO法人おきなわ環境クラブ宮古支部(下地邦輝支部長)は31日、川満漁港で投網漁と網の打ち方教室行った。親子連れなど多くの市民が参加し、楽しみながら投網漁や打ち(投げ)方のコツを学んだ。
この教室は、おきなわ環境クラブがことし、海邦銀行の環境貢献基金助成金を受けて実施している「川満集落の地域資源を生かした環境教育拠点づくり活動」の一環で行われたもの。川満地区の漁師・川満敏彦さん、川上金市さんらが講師を務めた。
午後2時からの教室では、はじめに下地支部長が「海銀の助成を受け、川満の資源や人材を活用し環境を学習するプログラムづくりに取り組んでいる。投網漁を体験し、楽しんでもらうことを通して環境について学んでもらいたい」とあいさつ。「投網漁と投網」と題して講話し、「網を投げることを『打つ』という。船からでなく、歩いて打つ分には違法ではない。与那覇湾周辺では、ボラやコノシロ、アイゴ、ガーラなどが取れる。狙う魚によって網や網目の大きさが違う。将来的には、ここで修学旅行生などが投網漁の体験ができるようになれば」などと説明した。このあと、川満さんらが投網の打ち方などを指導した。