14市郡代表、全力プレー誓う 県民体育大会 総合体育館で開会式
第75回県民体育大会秋季大会が17日、開幕した。今年は宮古、八重山の先島開催で、県内14市郡の代表が19の採点競技で熱戦を繰り広げる。市総合体育館で開かれた開会式では宮古島市サッカー競技代表の宮国泰志選手が選手宣誓を行い、期間中の全力プレーを誓った。競技は26日まで。宮古島市ではきょう18日、サッカーとハンドボールが行われる。
開会式では、前大会男女総合優勝の中頭郡、女子総合優勝の沖縄市が優勝旗を返還。大会会長の渡嘉敷通之県スポーツ協会長があいさつで「1948(昭和23)年に全島体育大会として開催以来、県下最大のスポーツの祭典として広く親しまれてきた。県民の結束と交流を深める場として実りある大会にしてほしい」と選手たちを激励した。
玉城デニー知事(代読)が「県選手の活躍はスポーツに励む青少年をはじめ多くの県民に自信と誇りを与えるもの」と述べた。
座喜味一幸宮古島市長は市で現在、新しい体育館の整備をすすめていることも紹介し「県内各地から宮古島にきてもらいありがたい。参加選手のみなさんが明るく、楽しく、真剣に競技に取り組む姿は多くの県民に感動を与え、社会を明るくすることにもつながる。ぜひすばらしいパフォーマンスを披露し、健闘を祈る」と歓迎あいさつし、「ワイドー!」と鼓舞した。
サッカー競技に出場する宮国泰志さん(宮古島市)が「地域代表としての誇りを持って正々堂々と戦う」と力強く宣誓した。
大会は18、19、25、26の4日間行われる。宮古島市では▽サッカー=18、19日、市陸上競技場、市前福運動場▽ハンドボール=18、19日、市総合体育館、上野体育館▽ウエイトリフティング=19日、市前福多目的屋内練習場▽ゴルフ=19日、エメラルドコーストゴルフリンクス▽空手道=25日、市総合体育館▽陸上競技=25、26日、市陸上競技場▽剣道=26日、伊良部島小・中学校体育館)―の7競技が行われる。
18日の宮古勢の試合はハンドボール男子が市総合体育館で午後0時10分から浦添市と対戦。同女子は上野体育館で午前10時10分から那覇市と戦う。サッカーは市陸上競技場で午前10時20分に浦添市、午後0時40分から那覇市との試合に挑む。