九州ブロック商工会青年部連合会が総会を開いた
=未来創造センター多目的ホール
九州商工会 32年ぶり宮古で総会
九州ブロック商工会議所青年部(YEG)連合会の定時総会が28日、32年ぶりに宮古島で開催された。今年度の会長を務めるNK自動車代表の仲宗根清二さんが所信を語ったほか、同じく32年ぶりとなる10月の第42回九州ブロック大会宮古島大会開催などを盛り込んだ事業計画案を承認した。
総会や大会は九州8県の持ち回りで、沖縄県にはYEGが4団体あるため、宮古島での開催は32年に一度となる。今年度の九州ブロックスローガンを「ネクスターズ~未来を創る希望の星(ひかり)~」、宮古島大会のテーマを「ハートオブYEG~アララガマ魂で結ぶ ワイドー九州~」と定めている。
宮古島市で自動車販売業を営む仲宗根さんは会長あいさつで「YEG活動を13年間続けているが、人の成長と地域活性化につながるまさに『光』のような団体。今年はコロナ禍にもまして厳しい年になると思うが、活動を決して止めずに、YEGが地域を照らす明るい星であり続けてくれることを願う」と語った。
企業と地域社会の次代を担う青年経済人が交流と連携の輪を広げることなどを目的に開かれる九州ブロック大会宮古島大会は、10月7日から3日間開催予定。復帰50周年の節目に、最南端のYEGから九州全土にワイドー(声援)を届ける大会にするとしている。