沖縄電力 4月の電気代8,823円
世界的な原油価格の高騰が続いている影響で、 沖縄電力は4月分の燃料費調整単価を3円97銭と3月分から37銭値上げし、 平均的モデル (月間260㌔㍗時) の電気料金は8823円となる。 13カ月連続の上昇。
平均燃料価格の上昇は現在も続いているが、 料金に反映できる上限に達しているため、 5月以降も燃料費調整額による電気料金値上げは行わない。
価格変更の認可申請を国に提出することで上限を引き上げることは可能だが、 同社広報は 「家計への影響などを考慮して、 現在のところ認可申請をする計画はない。 ただし、 高騰が長期化した場合経営に負担となるため、 方針を変更する可能性もある」 と話した。
5月分からの電気料金は、 年に1度国が見直しを行う 「再生可能エネルギー発電促進賦課金」 上昇に伴い、 平均モデルで8847円と4月分から24円の値上げとなる。 沖縄電力が国に対し価格変更の申請を行わなかった場合、 2023年4月までは電気料金が上昇することは無い見込み。