模型を使って体の構造を説明する宮城さん(中央) =平良老人福祉センター

不調と脳の関係学ぶ 市社協で市民講座

 市社会福祉協議会(野原勝会長)の市民講座が26日、平良老人福祉センターで行われた。市民ら約20人が参加し、整体師の宮城恵さんから体の不調と脳の関係について学んだ。
 宮城さんは「『病は気から』という言葉があるが、漢方でいう『気』は体のエネルギーのこと。気・血・水のバランスが崩れると体調が悪くなる」と話し、「頭の中には脳脊髄液が入っているが、脳が圧迫されると脳の血流が悪くなり体の不調の原因となる」と説明した。
 また脳の圧迫を確認するために、両手で頭をつかんで頭の柔らかさを確認する方法を紹介した。宮城さんは「眠れない場合など、脳脊髄液の流れが悪いと頭が『固く』なる。しっかりと脳の血流を良くして、リラックスして眠ることが大事」と話した。
 そして脳の血流を良くする体操として、座った状態でかかとを1㌢ほど上げた状態を15秒保つ方法を紹介し、参加者らは体操を実践した。

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