上地彩菜さん(左から2人目)や池間監督(同4人目)らが座喜味市長(同3人目)を訪問した
=市役所応接室
上地彩菜さん卓球日本代表報告
卓球で8歳以下の日本代表に選出された上地彩菜さん(東小2年)は14日、市役所に座喜味一幸市長と大城裕子教育長を訪問した。市長は「宮古島市民5万人が応援している」と祝福。上地さんは代表強化合宿に向け「選考で負けた相手に勝ちたい」と闘志を見せた。
上地さんは2022年度の12歳以下日本代表(ホープスナショナルチーム)の女子バンビの部(8歳以下)に選ばれた。所属する宮古島卓球クラブの池間祐治監督は「年上の子に負けても悔しくて泣いてしまうほど負けず嫌い」と上地さんの人柄を紹介。
市長表敬でははにかんだ様子も見せた上地さんだったが、「5月の代表合宿ではこの前負けた子と当たるかもしれないので、勝てるように頑張りたい」と力強く語った。選考合宿のリーグ戦で上地さんは、8勝3敗で3位の成績だった。
大城教育長は「宮古から全国代表に選ばれた子がいると新聞で読み大喜びした。合宿では『宮古島から来ました』と胸を張って頑張って欲しい。彩菜さんの夢であるオリンピックの金メダルが叶うよう応援している」と述べた。
座喜味市長は「宮古にこんなにも大きな素材がいることは誇りだが、周囲が必要以上にプレッシャーをかけることは慎みたい。島中の5万人が遠くから、応援団として見守っている」と上地さんに語り掛けた。