緊張した表情を見せながら入場する新入生 =伊良部島小中学校体育館

宮古地区の15校640人が小学校へ入学

 宮古地区15小学校で8日、一斉に入学式が実施された。新1年生は宮古島市が14校630人、多良間村が10人の計640人。各校では前年に引き続き新型コロナウイルスの感染予防で3密を避け、マスク着用、検温、体温測定などを徹底するとともに、一部では保護者らの出席人数を制限するなどして式典を催した。コロナ禍での小学校生活スタートとなったが、子どもたちはやや緊張した表情を見せながらも元気いっぱいの様子を見せ、保護者や在校生、教職員の祝福を受けた。

 このうち、伊良部島小学校(與那覇盛彦校長)の入学式は同校体育館で催され、保護者や在校児童、教職員が見守る中、39人がやや緊張した表情で小中一貫校の愛称「結の橋学園」の門をくぐり、気持ちを新たにした。
 式辞で與那覇校長は、新入学を祝福するとともに「かしこい子、たくましい子になるよう頑張っていこう」と新入生に呼び掛けた。また、保護者に向けて「9年間という長い月日。子どもの健やかな成長を願う心はひとつ」と述べ、協力を求めた。
 このあと、市教育委員会の渡久山ひろみ委員が告辞で新入生を祝福したほか、新入生の歌、児童生徒代表の歓迎あいさつ、保護者代表あいさつ、記念撮影、保護者を対象にしたスタートカリキュラム説明などが行われた。

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