4年ぶり夏まつり 7月21、22日に開催決定
宮古島夏まつり実行委員会(委員長=根路銘康文宮古島商工会議所会頭)が25日、同会議所で行われ、同まつりを7月21、22の両日に開催することを決定した。新型コロナ感染拡大の影響で4年ぶりの開催となり、豊年祈願祭をはじめ中心市街3通りの歩行者天国、特設ステージでのライブ、友好都市によるご当地ピーアール、東西大綱引きなどが行われる。根路銘委員長は「住民、観光客にも楽しんでもらえる祭りにしたい」と述べた。
根路銘委員長は「長く続いたコロナ禍で宮古島夏まつりもなかなか開催できなかったが、ようやく市内3通りを挙げて開催できることになった。豊年祈願祭など宮古島のまつりの原点を伝えながら、島の人たちや観光客にも今まで我慢していた以上にたくさん楽しんでもらいたい」とあいさつ。
7月21日は午前10時から漲水御嶽などで豊年祈願祭、午後6時から市内商店街で歩行者天国が始まり、特設ステージでは宮古高校軽音楽部の演奏、提灯点灯式、友好都市ご当地PR、GBダンスパフォーマンス、ステージライブ、同22日は午後5時から歩行者天国を開始し、特設ステージではダンスパフォーマンス、ステージライブ、ミス宮古島卒業式、公設市場前交差点で東西大綱引きなどが行われる予定。また可能であれば23日に花火大会を行うことも検討している。
新旧ミス宮古島の引き継ぎ式は宮古島観光協会が8月6日に予定しているが、委員から以前のように同まつりで実施できないか要望があり、委員として参加した同協会に卒業式とお披露目を行う方向で調整を求めた。
4年ぶりの開催について根路銘委員長は「ぜひ市民、島外から訪れた皆さんにもしっかりと楽しんでもらえる祭りにしたい。コロナが収まって経済も観光も盛り上がっており、これを維持して宮古の企業が元気になるような祭りにしていきたい」と話した。
同まつりは新型コロナ感染症のため20年、21年と中止し、22年は当初8月14日に規模を縮小して開催を予定していたが感染拡大により延期、再延期したものの結局中止となった。