帰路に就く大勢の観光客が詰めかけた

宮古空港 Uターンラッシュがピーク 大勢が帰路

 大型連休も終盤の7日、宮古空港には帰路に就く大勢の観光客が詰めかけ、Uターンラッシュがピークを迎えた。緊急事態やまん延防止などの行動制限が3年ぶりになかった今年の大型連休は、市内各地の観光地や行楽地でコロナ禍以前と変わらない賑わいが見られた。

 今年の大型連休は4月29日の昭和の日から始まった。5月2、6日は平日だったが、有給休暇などを活用した場合、8日までの最大10連休とすることができた。航空会社の発表によると、大型連休中の沖縄発着便の予約状況は、コロナ禍前の2019年には及ばないものの、ほとんどの路線で前年を大きく上回ったという。日本トランスオーシャン航空は大型連休中、羽田・関西・中部の3大都市圏空港と宮古を結ぶ直行便を季節運航した。
 静岡県から来たという山本明さんは「旅行が好きだがコロナ禍で控えていたので、久しぶりに観光が出来た。2日に着いて雨や曇りが多かったが、シュノーケリングも出来たし、来間島でのナイトツアーでヤシガニも見られて楽しかった」と話した。静岡から大阪までマイカーでドライブし、関西空港からの直行便で宮古入りしたという。
 搭乗ゲート前では、帰省していた家族連れが宮古島在住の親戚と別れを惜しむ姿なども見られた。

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