新型コロナ 宮古島市で1人死亡

 県は12日、新型コロナウイルスに感染していた宮古島市の90歳以上男性、うるま市の90歳以上女性の2人の死亡を確認したと発表した。新型コロナ関連の死亡者は合計99人となった。宮古島の死亡は3人目。いずれも施設内で発生したクラスター(感染者集団)で陽性が確認され、療養中だった。県内は同日、16人を新たに確認。累計は7960人。居住地が宮古島市の発生はなく、2日連続でゼロとなった。

 宮古島の療養者(患者)数は前日と同数の62人。内訳は入院中が宮古病院14人(中等症14人)、民間病院10人(中等症5人、軽症5人)、宿泊施設療養中6人、自宅療養中7人、施設療養中11人、入院調整中14人となっている。90歳以上男性は1月19日に陽性が分かり、今月5日に死亡が確認された。
 県内は行政検査91人のうち1人、保険診療で15人の新規陽性を確認。県内患者の濃厚接触者が12人で、家庭内と施設内が各6人。感染経路不明4人。
 警戒レベル判断指標は病床占有率84・0%、重症者用病床占有率30・0%。10日までの1週間当たり新規感染者数は202人、人口10万人当たり13・85人で全国4位。1位は東京の23・32人。7指標のうち療養者数(451人)、病床占有率は第4段階。
 非コロナの一般病床利用率は、沖縄本島94・2%、宮古88・9%、八重山77・9%、県93・3%となっており、依然として90%台となっている。

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