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春の交通安全運動出発式のあとパトカーなどの車両パレードを見送った =3日、市役所

歩行者の安全確保へ 宮古地区春の交通安全運動出発式 飲酒運転根絶へ決意新た 新1年生が誓いの言葉

 2026年春の全国交通安全運動宮古島地区出発式(宮古島市交通安全推進協議会主催)が3日、市役所で行われた。市や警察、交通安全協会など関係者が「通学路・生活道路におけるこどもを始めとする歩行者の安全確保」など重点項目の啓発や飲酒運転事故の根絶に向けて取り組んでいくことを誓った。同運動は「車から ぼくたちみえない 手をあげよう」のスローガンで6日から15日まで実施される。
 出発式では、始めに参加者全員が交通事故犠牲者に黙とうをささげた。
 主催者の嘉数登市長(代読)は「3つの重点項目の啓発とともに飲酒運転の根絶に向けて市民、事業者、地域団体、行政など本市に関わる全ての人が『飲酒運転は絶対にしない・させない・許さない』の三原則の徹底に取り組んでいくことは重要である。警察や交通安全協会など関係機関と連携を密にして交通事故のない、安全・安心な住みよい宮古島市の実現に向けて邁進していきたい」とあいさつした。
 宮古島警察署の砂邊健仁署長は、管内の交通事故について「今年3月末現在は死亡事故の発生はないが人身事故は23件発生し、前年同期比9件、64・3%増で昨年から増加傾向にある。飲酒運転は21人で、残念ながら飲酒運転の危険性や犯罪性の認識に乏しいドライバーが存在している」と述べた。
 同運動期間中は「新入学児童の交通安全教育や登下校時における見守り活動、高齢者の事故防止に向けた啓発活動を推進するとともに悪質で危険性の高い飲酒運転や信号無視、交差点における一時停止、歩行者に危険を及ぼす交通違反などを重点に取り締りを強化する」との姿勢を見せた。
 宮古島地区交通安全協会の下地隆之会長は「この時期は新入学児童が親の手を離れ一人で通学します。黄色いランドセルカバーを着用した児童が安全に学校生活が送れるよう地域で見守りましょう」などの交通安全宣言を読み上げた。
 このあと砂邊署長らが小学校に入学する新1年生代表の砂川颯来さん(平一小)、仲宗根日和さん(東小)に交通安全カバーとバックを贈った。

砂邊署長(後列右から2人目)らが新1年生代表(前列)に交通安全カバーなどを贈った


 宮城克典教育長のお礼の言葉のあとには砂川さん、仲宗根さんが「道路を渡るときには信号機のある横断歩道を右を見て、左を見て、また右を見て大きく手を上げて渡ります」と誓いの言葉を述べた。
 式終了後、参加者は市役所広場を出発したパトカーなどの車両パレードを見送り、期間中の交通安全啓発へ決意を新たにした。

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