委員が意見を述べた観光振興ビジョン策定委員会
=27日、市役所
観光ビジョン策定へ5項目 住民と客の共生、景観保護掲げる 市策定委第3回会合
宮古島市観光振興ビジョン策定委員会(委員長・砂川朗副市長)が27日、市役所で行われた。本年度最後となる第3回委員会では、事務局が将来の目指す姿を実現するための方向性として掲げた「観光振興ビジョン案」の項目について説明。その後委員らが意見を述べ、文言については「長いので市民が分かりやすいように短くするべき」などの意見があった。市は年度内に内容を確定させ、具体的な施策を盛り込む「第3次観光振興計画」の策定へとつなげる方針だ。
同ビジョン案は▽温故知新・未来につなぐ▽住民と観光客の共生▽地域主導による経済循環▽宮古島の自然・景観を守る▽文化と観光の循環を作る―の5項目を示した。
住民と観光客の共生では「観光客が宮古島の背景や価値観を理解し尊重する」、「住民と観光客が積極的に交流する場や機会が創出される」、「観光振興が住民生活の質を高め、利便性の向上に寄与する」などが表現された。
委員からの文言が長いとの意見には「市民が市はどうしたいと思っているんだろうと推察し易いよう極力短い言葉にしたい」と答えた。
第2回の委員意見の対応の説明もあり、観光に対する変化で観光客の急増への市民の不安については「宮古島市の経済、社会にとって観光が果たす役割は非常に大きい。観光は宮古島市のリーディング産業で経済の水準に大きく貢献していると表現している」と述べた。
同ビジョンは今年度で作る予定で、この日の意見も反映した内容は各委員にメールで送り、問題なければ最終内容とする。市民や事業者らに共有したあと情報発進、インフラ整備など具体的な内容を盛り込む「第3次観光振興計画」を策定する。


