旧伊良部小、令和9年度着工へ 市議会一般質問・仲間誉人氏 パヤオ活用、水産振興も
宮古島市議会3月定例会は19日、一般質問を行い、仲間誉人氏が登壇した。仲間氏は地元伊良部地区の旧校舎解体事業や、設置から44年を迎えるパヤオ(浮き魚礁)を活用した水産振興策、防犯体制の強化などについて当局を質した。市側は、旧伊良部小学校の解体について来年度に設計を行い、令和9(2027)年度の工事着工を目指す方針を示した。
仲間氏は、老朽化が進み安全面での懸念がある旧伊良部小および旧佐良浜小の解体スケジュールを質疑。市教委は「旧伊良部小については、来年4月に設計の入札を行い、年度内に解体計画を策定する。令和9年度に解体工事に着手したい」と答弁した。解体後の跡地利用について、嘉数登市長は「地域の方々の意見をしっかりと取り入れながら検討していきたい」と述べた。
水産振興では、市魚「グルクン」の魅力を発信するため、パヤオ祭りと連動した普及活動の検討状況を質した。市側は、漁獲状況を見極めながら伊良部漁協と調整し、効果的な連携を模索する考えを示した。また、池間漁協の加工施設整備については、防衛省の補助金等を活用して次年度から解体に着手し、令和10(28)年度の供用開始を目指していることが報告された。
防犯対策では、旧郡部の主要交差点等への防犯カメラ設置を要望。市は「宮古島署や防犯協会から増設の要望を受けている。ランニングコストや予算を精査し、設置に向け検討を進める」と応じた。
このほか、伊良部カントリーパークの再整備に向けたサウンディング調査の進捗や、佐良浜地区の防災集団移転事業、県道沿いの植栽管理や街路灯設置などの生活課題についても質問した。


