25日に帰島した若林凌駕さん

郷土での葛藤と青春綴る 若林凌駕さん、エッセイ集「宮古BLUE」出版

 宮古島市出身の放送作家で、古本屋店主や漫才師としても活動する若林凌駕さん(24)が、自身初となる宮古島エッセイ集「宮古BLUE」を28日に出版する。多感な小中高時代を過ごした島での孤独や憂鬱、そして青春の記憶を独自の視点で描写。同日開催の「宮古島冬まつり」では総合司会を務めることも決まっており、文筆と司会の両面で故郷を盛り上げる。
 若林さんは現在、東京を拠点に放送作家として活躍する傍ら、古本屋「古本興業」を営む。また、タレントの水道橋博士さんと漫才ユニット「14歳」を組むなど、多才な活動で注目を集めている。昨年8月には千原ジュニア、三又又三さんとのトークイベントも成功。宮古島観光大使への道を一歩ずつ進めている。
 今作「宮古BLUE」について、若林さんは「宮古の海のように透き通った思い出ではないものの、孤独や憂鬱、青春などさまざまな感情が混じり合った僕なりの『青さ』を綴った」と語る。島を離れて活動する今だからこそ見えてきた、飾らない故郷の姿が収められた一冊となっている。
 発売日の28日には、JTAドーム宮古島で開催される「宮古島冬まつり」の総合司会に抜擢(ばってき)された。当日は会場でも出版の報告が行われる予定だ。
 同書は同日から、BOOKSきょうはん宮古店などで順次発売され、取扱店舗は今後拡大される予定。若林さんは「島で過ごしたあの頃の感情が、誰かの心に届けばうれしい」と期待を込めた。

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