2月17日、市陸上競技場
最速懸け体力強化 国内最高峰のレーサーら合宿 過酷なG耐性、首など鍛錬
国内最高峰の自動車レースで活躍するトップドライバーらによる宮古島合宿が16日から21日までの6日間、市内で行われた。シーズン開幕を前に、激しい重力加速度(Gフォース)に耐えうる首の強化や体幹トレーニングに励み、さらなる高みを目指して汗を流した。
合宿には、トヨタ育成ドライバーとして世界に挑む佐野雄城(19)や、国内最高峰のスーパーGT・GT500クラスに参戦する大草りき(26)ら有望株の選手らが参加した。
佐野選手は今季、中東選手権のウィンターシリーズに出場。4月から本格化するヨーロッパ選手権を控え、「テスト回数が制限されており、普段は多く乗ることができない。乗らない時期に体力を落とさないためにも、こうした合宿は大切」と振り返った。世界挑戦については「まずは結果を出し、子どもたちに夢を与えられる選手になりたい」と決意を語った。
また、大草選手は「それぞれが課題を持って参加し、充実した内容となった」と統括し、手応えを口にした。宮古島の環境について「食も楽しみながらトレーニングできるのが魅力」と笑顔を見せ、「後輩から慕われ、子どもたちにかっこいいと思ってもらえる存在になりたい。モータースポーツの裾野を広げていければ」と今後の抱負を述べた。
選手らは、時速300キロ近い速度域で体に数倍の重力がかかる過酷なレースを勝ち抜くため、専門的なメニューを消化。宮古の温暖な気候のもとで、万全のコンディションを整えていた。


