ウプグフムトゥで集落の繁栄、健康祈願する氏子(ファーマー)ら =17日、平良狩俣

【旧正月】集落の繁栄、健康祈願 狩俣のウプグフムトゥ

 旧正月の17日、狩俣集落の創生神が鎮座するウプグフムトゥ(大城元)ではファーマー(氏子)らがご馳走を持ち寄り、線香を手向け、新年のあいさつと健康、子孫繁栄を祈願した。狩俣地区は旧正月や十六日祭など祖先を祀る伝統行事が深く根付いており、4つあるムトゥの中でもウプグフムトゥには多くの氏子らが集まり手を合わせる姿が見られた。
 ウプグフムトゥには午後2時ごろに氏子らが集まり、男性が集い祭祀儀礼を行う「南棟」とそれぞれの役目を持った神女が集う「北棟」の清掃を行った。そのあと、各自が家で作り持ち寄ったご馳走を北棟の祭壇に供えて線香を焚き、その前で手を合わせ、1年間のお礼と向こう1年間の健康と子孫繁栄を祈った。
 川満安子さんは「狩俣集落の繁栄と家族がみんな元気に過ごせるようにと祈った。祭事はほとんど参加しており、みんなと会うのも楽しみ。任務はないが毎月1日は集まり清掃などを行っている。継続していくためにも知っていることは後輩につないでいきたい」と話した。

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