青山学院が初優勝果たす 宮古島大学駅伝 2位順天堂、3位國學院
「宮古島大学駅伝ワイドー・ズミ2026」(同駅伝実行委員会主催)が8日、市陸上競技場発着の6区間82・0㌔のコースで行われた。14チームが競った結果、青山学院大学が4時間07分01秒の大会新で初優勝を果たした。2位は順天堂大学。レースは寒さと強い風のなか展開し、各大学チームの選手らは熱い走りでたすきをつないだ。コース沿いでは多くの住民らが声援を送り、箱根駅伝などで沸かせた大学チームの走りを楽しんだ。夕方には市内のホテルで表彰式があり、懇親を深めるとともに選手たちの健闘をたたえた。3連覇を狙った國學院は1分15秒差での3位となった。

同駅伝は出雲、全日本、箱根の大学駅伝の出場に向けて強化に取り組んでいる大学駅伝チームの支援、宮古島への合宿誘致活動の一環として行われている。宮古島市が共催、市陸上競技協会が主管となり、市スポーツ協会、宮古島観光協会などが後援で支えた。
開会式で主催者の嘉数登市長が「14大学の素晴らしいチームが集い、箱根駅伝常連チームなどの選手が熱い戦いを繰り広げる。スポーツを通して本市の自然や文化、人の温かさに触れていただく絶好の機会となる。日頃の練習の成果を発揮し、それぞれの目標に向かって最後まで走り抜いていただきたい」とあいさつした。
本村邦彦実行委員長は「出雲、全日本、箱根に次ぐ4番目の駅伝を目指している」と述べ、宮古島の住民らが楽しみにしている選手らの熱い走りを期待した。
レースは午前9時にスタートし、1区選手が陸上競技場のトラックを一周してコースに出た。トップに立ったのは東洋、それに順天堂、青山学院、中央が続いた。2区と3区は順天堂がトップに立ったが4区で青山学院が追い抜いてトップになり、5・6区も安定した走りでそのままゴールした。青山学院を追った順天堂は粘りの走りを見せたが25秒差で2位となった。
原晋監督は「3回目の出場だが良かった。どんな大会も勝つことが重要であり初優勝はうれしい。駅伝は頻繁に走ることができないので(1、2年が)経験を踏んで実績を作って(箱根など)学生3大駅伝につなげていくきっかけになる。駅伝の楽しさを感じ、勝利する喜びを感じてくれたことは大きい」と話した。
アンカーの前川竜之将選手は「風が強くて走る前は不安があったが仲間がつなぎトップで受けたのであとは逃げる気持ちで走った」と振り返った。宮古島のレースには「多くの人が見てくれて温かさを感じた。これからも青山学院大学を応援していただけるような走りをしていきたい」と話した。
レースには県内の北山高校、那覇西高校、エナジックスポーツ高等学院、宮古島選抜(下地朔、古城大夢、辻康太郎、友利謙信、山下裕翔)も出場した。
結果は次の通り。
【団体の部】優勝=青山学院大学4時間07分01秒=大会新▽2位=順天堂大学4時間07分26秒=大会新▽3位=國學院大學4時間08分16秒=大会新▽4位=東洋大学4時間08分41秒▽5位=中央学院大学4時間09分59秒▽6位=中央大学4時間10分07秒▽7位=山梨学院大学4時間10分07秒▽8位=神奈川大学4時間10分13秒▽9位=東海大学4時間11分19秒▽10位=帝京大学4時間14分25秒▽11位=日本体育大学4時間15分53秒▽12位=東京国際大学4時間20分51秒▽大学連合1・4時間15分25秒
【区間賞】1区(10・8㌔)=松井海斗(東洋大学)32分46秒▽2区(12・2㌔)=松尾和真(順天堂大学)34分47秒▽3区(20・1㌔)今井悠貴(順天堂大学)1時間00分12秒▽4区(10㌔)上野山拳士朗(青山学院大学)30分04秒▽5区(10・3㌔)伊藤春輝(中央大学)31分19秒▽6区(18・6㌔)=田原匠真(山梨学院大学)56分28秒


