研究授業後には「道徳授業構想シート」を用いた研修会が開かれた
=1月30日、下地中
飛び込み授業で「道徳」探究 下地中で校内研修、専門家招き 文科省指定研究の一環、全学級で研究授業
下地中学校(崎山用彰校長)は1月30日、愛知県弥富市立十四東部小学校の鈴木賢一教諭を講師に招き、道徳教育の校内研修会を開催した。同校は2025および26年度の文部科学省指定事業「よりよい生き方を実践する力を育む道徳教育の推進事業」の指定を受けており、研究の一環として実施。鈴木教諭による「飛び込み授業」が全学級で行われ、参観した教職員らは質の高い道徳授業の在り方について理解を深めた。
道徳研究の第一人者として知られる鈴木教諭はこの日、1年生から3年生の各学級で次々と授業を展開。そのうち、1年B組では思いやりと感謝の心を、1年A組では公正・公平・社会正義をテーマに「差別の根底にあるものは?」として授業を行い、生徒たちが教材を通じて自らの内面を見つめ直す場面を引き出した。
研究授業後には「道徳授業構想シート」を用いた研修会が開かれた。鈴木教諭は、生徒が教材から読み取れる内容と、授業者が気付かせたい道徳的価値の橋渡しについて解説。教材の具体的なねらいや、中心的な発問の構成、生徒の考えをどのように深めていくかといった授業づくりの勘所について、教職員らと活発な質疑応答を交わした。
崎山校長は「鈴木先生の授業を直接参観できたことは、本校の研究推進にとって大きな刺激となった。生徒たちがよりよい生き方を考える力を育めるよう、今後も研鑽を積みたい」と話した。
同校では、これまでの研究成果を広く共有する場として、本年2月20日に文部科学省指定研究の中間報告会を開催する予定となっている。


