衆院選点字名簿に誤り県選管、一部で使用確認

 【那覇支局】沖縄県選挙管理委員会は31日、第51回衆議院議員総選挙(比例代表)において、視覚障がい者向けに作成した点字名簿に重大な誤りがあったと発表した。それによると名簿内の代表者名に脱字があったほか、掲載政党の順序が県規定と異なる不備があったという。県選管は同日午前、市町村選管へ直ちに使用中止を指示したが、一部の期日前投票所では既に選挙人に使用させた事案も報告されている。県選管は速やかに正しい名簿を再配布し、体制を整える方針とのこと。
 誤りが見つかったのは、県選管が発送した「点字による衆議院比例代表選出議員の選挙の衆議院名簿届出政党等の名簿」。不備の内容は①掲載されている政党代表者氏名の一部に脱字があったこと②掲載順序が本来の「都道府県ごとに定めた順序」ではなく、誤って「衆議院名簿の届出順」になっていたこと―の2点。
 31日午前中に誤りが発覚し、県選管から各市町村選管へ使用中止の連絡がなされたが、既に一部の自治体でこの不備のある名簿が選挙人に使用されていた。現時点で県選管に報告があった誤用件数は1件となっている。
 県選管は今後、速やかに修正した正しい点字名簿を作成し、改めて各地の選挙管理委員会へ配布するとしている。本件について県選管の担当、平安名氏は「選挙情報アクセシビリティの観点から作成した名簿でこのような事態を招き、遺憾。再発防止に努めたい」とした。

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