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離島の未来、誰に託す 衆院選公示、12日間の舌戦火蓋 沖縄4区は4氏届け出離島振興、安保体制など争点に

【那覇支局】第51回衆議院議員総選挙が27日公示され、2月8日の投開票に向けて12日間の選挙戦がスタートした。宮古島市や石垣市、本島南部などを抱える沖縄4区(定数1)には、午前中までに届け出を済ませた前職2人と新人2人の計4人が立候補を届け出た。自民前職が議席維持を狙う一方、野党勢力は複数の新人が挑む構図となり、混戦の様相を呈している。先島諸島の防衛体制強化や、物価高に苦しむ離島経済の振興策などを巡り、激しい論戦が展開される見通しだ。

 立候補を届け出たのは、国民民主党新人の崎枝裕次氏(50)、自民党前職の西銘恒三郎氏(71)、中道改革連合新人の砥板芳行氏(56)れいわ新選組前職の山川仁氏(51)の4氏(届け出順)。
 今回の衆院選は、現政権への評価に加え、緊迫する台湾情勢を背景とした南西諸島の安全保障、さらには長引く物価高騰への対策が大きな焦点。特に沖縄4区は、石垣市や宮古島市といった「国境の島」を抱えることから、自衛隊の配備や有事の際の住民避難(国民保護)のあり方についても、有権者の関心が高い。
 各候補者の陣営がそれぞれ発した第一声を皮切りに出発・出陣式のあと、支持拡大へ県内各地を奔走。崎枝氏は豊見城市、西銘氏と砥板氏は石垣市で、山川氏は糸満市で支持を訴えた。
 前回2024年衆院選では自公に支えられた西銘氏が制した。今回、西銘氏は初めて自民単独での選挙戦へと挑む。
 保守票は崎枝氏と西銘氏と熾烈な争い。一方で革新共闘体制の「オール沖縄」勢力は存在感が薄い。同区では支援候補を決めておらず、今選挙の公明党沖縄県本部は砥板氏へ支援を決めているが、「オール沖縄」勢力とは共闘しない方針を示している。
 宮古島市内でも有権者からは「物価高をなんとかしてほしい」「平和な島であってほしい」といった切実な声が聞かれる。投開票は2月8日。

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